すっかり夏を予感させる気候になってきましたねぇぇ~~(*´ω`*)
家から最寄り駅までの道のり、昨日今日と今シーズン初めて日傘をさしました!
…そしてどこまで出向いたかというと、、新橋演舞場です!しぶぅい(笑)
観る側ではなくて、なんとオンステージ(笑)
いや、歌舞くことはモチロン出来ません~(^w^)
2月に京都南座で、オペラ”蝶々婦人”を演ったのですが、同公演の東京公演で今日まで新橋演舞場で同演目を演りました。
京都では本物の舞妓さんを、今回は芸妓さんを数名舞台にお迎えしてのステージでしたが、花道を彩る芸妓さん達の艶やかさ、それはもう弾きながらも五感にビンビンと伝わってくる色香で、ほんとにもーくらくらしましたよ(笑)
見習わねばね…(*´ω`*)
演出がとても面白くて、やはり西洋の舞台とは違ってオーケストラピットが無い代わりに花道や盆があるので、それをフルに活用しての舞台で、慣れないながらも興味深い舞台でした。
オーケストラが舞台の3分の2ほどを占めているのですが、幕開けの時点でそのオーケストラのほとんどが盆に載っていて背中を向けており、オペラが始まる直前の演出で芸妓さんの躍りと同時に盆が回り、オーケストラが正面を向いた瞬間に音楽が始まる、という凝った演出。
めっちゃ面白いと思うんだけど、バス酔いしちゃう私には、弾き始め正直ちょっぴり気持ち悪かったです(笑)
照明暗くて楽譜全然見えないし(´-ω-`)
蝶々さんが初めて出てくるシーンは圧巻で、花道から芸妓さんを引き連れてしずしずと歩きながら唄うのですが、照明の効果もあって何とも言えない色香と神聖な雰囲気と、相反する雰囲気がそこにはあって、えもいわれぬ空気感が漂っていました。
一度客席で観てみたいなぁ!
昨日、今日の2日本番でしたが、両日とも満員御礼でした。
今日なんて平日の昼本番だったのに!(笑)
楽屋一つ取っても畳の大部屋で、なかなか西洋音楽を職種にしている私にとっては全てが貴重な経験でした。
またこんな面白い経験が出来たらいいなぁ。
今度は、新橋演舞場に観る側で行ってみたいです(*´∀`)!!