一昨日、東京駅直結の”オアゾ”の吹き抜けのスペースで月に一度開催している、”オアゾクラシックコンサート”で弾かせて頂きました!
この2週間苦楽を共にして(ほとんどソロばっかりのメサイアやったり、一日3回公演の音教旅で連日早起きしたり…笑)、すっかり意気投合した大学の後輩・チェロの寺田達郎くんと、旅先の即席ユニットから発展してきちんと30分間デュオで演奏してきました。
オアゾのコンサートは夕方6時からでしたが、二人ともそれぞれに別の場所で本番を終えてから来ていたので、着いた時は既にお互いお疲れモード…。
それでも、演奏が始まると気持ちは上がって来て、寺田くんのMCも絶好調!!?(笑)
ベートーヴェンの”クラリネットとファゴットのためのデュオ”をヴァイオリンとチェロで演奏したのですが、
「ファゴットの部分を演奏するのは、どんな感じですか?」
と私がマイクを向けると、マイクを受け取った寺田くんは颯爽と立ち上がり(!)、
「あ、どうも、申し遅れました、チェロの寺田達郎と申します!」
…って、ええぇぇΣ(Д゜;/)/!!?
自己紹介!!??
演奏前に、主催者が紹介してくれたじゃん!?
更に、
「ヴァイオリンは大学の先輩で、成原奏さんです!
ですが、僕ら大学では会った事はなくて、僕は卒業後大阪の方で、彼女は東京で活動してうんたらかんたら…で、先週仕事のツアーで仲良くなりまして、、」
…って、私達の出会いとか話すカンジ!?今??
「で、質問何でしたっけ?あ、ファゴットですね。
実は僕、この曲をファゴットで聴いた事無くてですね!でも、いい曲なんで聴いて下さい!」
!!Σ( ̄□ ̄;)
うんうん、ウケたよ私も。
お客様も皆さん微笑ましく私達を見守って下さってましたよ。
いいか、ウケたから…。
いいよね、ダイジョブだったよね…。
…的な??
…こんな感じのゆるトークを交えつつ、あっという間に曲は弾き進み、最後のパッサカリアが終わった時には立ち見のお客様が手を高く上げて拍手を下さる盛り上がりを見せました(^w^)
が!!
アンコール用意してなかったんだなあ。これが。。
するとまた、寺田氏(笑)がマイクを手に取り、
「ありがとうございます!
僕らアンコールを用意していないので、一人一曲ずつ弾きます!」
…!Σ( ̄□ ̄;)!!??
わ、私の了解とかは必要無いんですね?
弾きます!って、私もなのね?
そこ、相談とか無いものなのね??
という訳で、最後に寺田くんが”川の流れのように”、私が”星に願いを”を一曲ずつそれぞれ弾いて、コンサートは終了しました(^^;
オモシロ過ぎるから!!
そんな予想外の出来事満載の本番の後だったので、、まあ、その後のビールの美味しかったこと(^w^)!!
いやーとにもかくにも、この怒濤の2週間、頑張ったね~私たち。って思えた一杯でした。
本番後のビールが美味しかったのも、最後まで聴いて下さった皆さまのおかげです!!
座れない方も多くいらしたのに、本当にどうもありがとうございました(*´∀`)!
また美味しいビールが呑めるように、次に向かってガンバリまぁす(^^)v